自動更新は期限の翌月1日、解除は利用期限日まで
シンVPSの公式「自動更新設定」では、VPSの利用期限月の翌月1日に、設定済みの更新期間分を引き落とすと案内しています。次回の自動更新を止める場合は利用期限日までに解除します。引き落とし日を解除期限と取り違えないようにしてください。
たとえば利用期限が10月31日なら、公式案内上の引き落とし日は11月1日です。解除は10月31日までに済ませます。これは公式の日付例で、個別の契約を確認した結果ではありません。実際の期限は契約情報で調べます。
同じ公式ページにある「19日まで」の案内はドメイン用です。VPSとドメインを一緒に使っていても、更新の時期は別々です。サイトを他社へ移す際に、引き続き使うドメインまで解約しないよう対象名を照合します。この記事は2026年9月18日時点の公式資料による整理で、実アカウントで解約操作は行っていません。
自動更新の解除・VPS解約・アカウント退会は別の操作
自動更新を解除する画面とVPSを解約する画面は異なります。利用を終えるなら対象VPSの解約申請まで進め、契約一覧の表示で完了を確認します。アカウント全体の退会は、他の契約も含めて利用を終える場合の操作です。公式「解約」では、退会の前に各サービスの全契約の解約が必要とされています。
終了を決めきれない段階で解約申請をすると、後で更新したくなった場合に手間が増えます。公式FAQ「解約を申請したらいつまで使う事ができますか?」によると、申請後は更新手続きができず、継続を希望する場合はサポートへの連絡が必要です。取り消しや復旧が必ずできるとは考えず、移行が間に合うかを先に見積もります。
手動で支払う場合にも注意があります。カード・プリペイドの公式支払い手順では、決済後は今回の契約期間を自動更新期間として自動更新設定が有効になります。自動決済を続けたくない場合は、支払い後に設定を開き直し、次回の自動更新を解除してください。手動の支払期限は管理画面・更新案内で確認し、自動更新の解除期限と分けて管理します。
表は横にスクロールできます →
| 現在の状況 | 選ぶ操作 | 残る作業 |
|---|---|---|
| 継続するが長期間の自動更新を変えたい | 自動更新期間を変更する | 次回の期間と請求額を照合する |
| 自動決済を止めて手動で更新したい | 対象VPSを「設定なし」にする | 案内の支払期限までに支払い、決済後に自動更新設定を再確認する |
| 利用期限でVPSの使用を終える | 自動更新の状態を確認し、対象VPSを解約申請する | 期限内の退避と、契約一覧の「解約」表示を確認する |
| 他サービスも含め全契約を終了する | 各契約を解約したうえで退会を申請する | 残して使うドメイン等がないか照合する |
支払い済み料金は返金されず、最低利用期間は3か月
公式「解約」は最低利用期間を3か月と定め、その期間を満たす料金の支払いが済んでいない場合は解約手続きができないとしています。「1か月」の更新設定が選べることと、契約開始から1か月分だけ支払えば解約できることは同じではありません。
公式「料金のお支払い」では、支払い後は契約期間の途中で解約しても返金されないと案内しています。長期更新の月額換算が低くても、近いうちに使わなくなるなら未使用期間の負担が残ります。プリペイド残高も、公式「解約」に返金されない旨が記載されています。
2026年9月1日に全プランの初回・更新料金が改定されました。継続する場合は昔の請求書ではなく、現在の料金表と設定中の更新期間を使って支払い額を見積もります。大容量メモリ1GBの例では、1か月更新は750円、12か月更新は月額換算671円で12か月分8,052円です。税込の基本料金だけの計算で、追加オプションは含みません。短期間の延長で移行を完了できるなら、月額換算の安さだけで長期更新を選ばないことが大切です。
自動更新を解除し、契約一覧で解約完了を確かめる
1. シンクラウドアカウントにログインし、対象VPSの名前と利用期限を控えます。複数台ある場合は、移行するアプリが動くサーバーと契約名を照合します。
2. 上部のアカウントメニューから「自動更新設定」を開きます。カード払いの公式手順では「自動更新サイクルを変更する」、プリペイド払いでは「自動更新サイクル・お支払い方法を変更する」から進み、対象を「設定なし」にします。確認画面を経て「自動更新を設定する」で変更を確定します。解除でも最後のボタン名に「設定する」が含まれます。
3. 終了することを決めたら、対象サービスのクイックメニューから「契約情報」を開き、「解約する」、確認画面の「解約申請をする」と進みます。公式「解約手順を教えてください。」では、契約一覧の対象サービスに「解約」と表示されれば完了です。登録メールアドレスへの案内も確認します。
4. 解約申請後も利用期限日までは使えます。ただし、公式FAQでは期限翌日以降は凍結され、利用できなくなるとされています。データ取得を翌日に回さず、以下の退避と移行先の確認を期限内に終えます。
期限前にサーバーの外へ退避し、別環境で開く
以下は退避漏れを減らすための作業案です。シンVPSでの復元実測や、すべてのアプリに共通する復元手順ではありません。凍結後のデータ取得や保存期間はこの記事では確認できていないため、期限後の救出を前提にしません。
コピー先は終了するVPSの外に用意します。同じVPS上に圧縮ファイルを作っただけでは、凍結時に一緒に取得できなくなります。退避したファイルを別環境で開き、アプリの起動や必要なデータの参照まで試してから旧環境の利用を終えます。
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| 退避するもの | 保存後に試すこと |
|---|---|
| アプリのコード、アップロード画像、ユーザー作成ファイル | 別環境で必要なファイルが開けるか。コードの保存先にない画像も含むか |
| データベースのバックアップ | 利用中のDB製品の手順で取得し、別のDBへ復元して必要なレコードを参照できるか |
| アプリ設定、コンテナ定義、環境変数、暗号鍵 | 必要な設定がそろい、秘密情報が暗号化等で保護されているか。公開リポジトリへ混入していないか |
| 定期実行、DNS設定、外部サービスからの接続先 | 移行先で処理が動くか。旧環境との二重実行や旧IPへの接続が残っていないか |
移行が間に合わないときは、申請前に延長費用を比べる
データの復元や接続先の変更に失敗したまま期限を迎えると、サービス停止につながります。まだ解約申請前なら、短い期間の更新費用と、停止による影響を比較します。カード・プリペイドで延長分を支払った後は、自動更新が再び有効になる点も確認します。すでに申請済みなら通常の更新操作を前提にせず、公式FAQの案内に従ってサポートへ連絡します。
停止しても困らない検証用環境は、必要なデータを持ち出して終了する選択ができます。利用者のいるアプリは、移行先での読み書き、通知、定期実行を確認し、旧環境を止める日を決めます。新しいVPSの契約だけでは移行は完了しません。引き落としの停止、契約上の解約、アプリとデータの移行をそれぞれ終える必要があります。